ご当地サポーター岸岡未紗
かわいくておいしい、出雲・松江のスイーツを楽しめるカフェ6選
5

「日本三大和菓子処」に数えられる島根県松江市。一方でお隣の出雲市は「ぜんざい発祥の地」ともいわれ、両地で楽しむ甘味といえば和菓子や「出雲ぜんざい」が代表的です。その陰に隠れてしまいがちなのが、味にも見た目にもこだわった個性豊かなカフェスイーツ。そこで、楽しまずに帰るには少しもったいない、選りすぐりの人気スイーツを提供しているカフェをご紹介します。

国内外にファンを持つこだわりの自家製チョコレート専門店

「チョコレートムース」770円。鳥取県境港市の予約制パティスリー「ひつじ製菓」が手掛けるひと品 「チョコレートムース」770円。鳥取県境港市の予約制パティスリー「ひつじ製菓」が手掛けるひと品

カカオ豆の選定からチョコレート製造まで一貫して手掛ける「Bean to Bar(ビーントゥバー)」のお店。2015年にオンラインで販売を開始したところ、チョコレートライターによる「世界で美味しいチョコレート10選」にも選ばれ、国内外に多くのファンがいる人気店です。

カカオの殻を一つひとつ手作業でむくなど手間暇かけた板チョコレートは、驚くほどのコクと香りが楽しめる逸品。併設されたカフェでは、チョコレートのムースやテリーヌのほか、チョコレートドリンクやカカオティも味わえます。

出雲平野を望むガラス張りの空間

最寄りのバス停や駅からは少し遠いので、車での来店がおすすめ 最寄りのバス停や駅からは少し遠いので、車での来店がおすすめ

出雲平野の田園風景の中にあるモダンな建物が印象的なこちらのお店。カフェはまるで美術館を思わせるような洗練された空間です。窓からは斐川町の風景が望め、立派な築地松(ついじまつ)や赤瓦の民家が点在する風景は同町ならではの景観。

販売する板チョコレートは常時6種類で、春と秋にはテーマに沿った新作コレクションが登場します。全ての種類が限定生産で売り切りのため、昔のナンバーは二度と入手できない一期一会の味。パッケージも凝っており、チョコレートが好きな方へのお土産には最適です。

ご当地サポーターコメント
板チョコレートは大サイズ2,000円、小サイズ720円。使用するカカオ豆はコレクションごとに統一され、カカオの配合率やトッピングの違いで食べ比べが楽しめます。

La chocolaterie NANAIRO(ラ ショコラトリ ナナイロ)

名物パフェが味わえる大鳥居正面の甘味処

出雲神話をモチーフにしたお店の名物「神話ぱふぇ」1,150円 出雲神話をモチーフにしたお店の名物「神話ぱふぇ」1,150円

「勢溜(せいだまり)の大鳥居」の前にある人気甘味処。大正ロマンを感じさせる店内で、味にも見た目にも工夫を凝らした地産地消の和スイーツが楽しめます。

1,150円(いいご縁)で味わえるのは、出雲神話に出てくる大黒様と白うさぎをモチーフにした数量限定の和パフェ。大黒様は竹炭入りモナカ、白うさぎは求肥で表現され、出雲産の旬のフルーツ、出雲産抹茶のシフォンケーキ、モチモチの抹茶白玉などを贅沢にトッピング。最下層には濃厚な抹茶ゼリーが潜み、多彩な食感と味わいを最後まで堪能できます。

落ち着いたレトロな店内で楽しむ多彩な出雲名物

お店は大鳥居の目の前にあるので、参拝後に休憩がてら立ち寄りやすい お店は大鳥居の目の前にあるので、参拝後に休憩がてら立ち寄りやすい

出雲大社が「平成の大遷宮」を迎えた2013年にオープンしたお店で、店内には大正ロマンを感じさせる気品ある落ち着いた空間が広がっています。

濃厚な抹茶蜜でいただく「極あんみつ」、出雲産の紅白餅が入った「出雲ぜんざい」などのスイーツのほか、出雲そばの割子や釜揚げ、宍道湖産の大粒シジミが入った「しじみ汁」といった軽食も用意され、「出雲名物」と呼ばれるグルメをひととおり楽しめるのも魅力のひとつ。出雲産茶葉の煎茶やグリーンティーなど、地産地消のドリンクも充実しています。

ご当地サポーターコメント
お店の入り口横では、出雲名物「出雲ぜんざい」がソフトクリームで楽しめる「出雲ぜんざいソフト」をテイクアウト販売しています。

くつろぎ和かふぇ 甘右衛門(あまえもん)
  • https://amaemon.jp/
  • 島根県出雲市大社町杵築南839-1 MAP
  • 一畑電車出雲大社前駅より徒歩約4分
  • 11:00~17:00(L.O.16:30)
  • 水曜、木曜 ※その他臨時休業あり
  • 0853-25-8120
  • なし

地元で愛され続ける「バラパン」を楽しめる老舗喫茶店

好みのバラパンと自家焙煎コーヒーがセットで楽しめる「バラパンセット」660円~ 好みのバラパンと自家焙煎コーヒーがセットで楽しめる「バラパンセット」660円~

出雲市街の老舗喫茶店では、島根県を代表するソウルフード「バラパン」を提供。厚さ約1cm、長さ50cm以上のパンにクリームをくるくると巻き込んでバラのように仕上げたもので、子どもの定番のおやつとしても知られています。

イチゴ、マロン、たまごサラダなど6種から選べ、いずれも同店限定のオリジナルの味。きめ細かいふわふわ食感のパンとクリームや具材の相性が抜群です。マスター自慢の自家焙煎コーヒーとともに、世代を超えて愛される地元の味にふれてみてはいかがでしょうか。

サイフォン式で淹れるオリジナルブレンドコーヒー

店内にはテーブル席とカウンター席があり、1人でも気兼ねなくくつろげるアットホームな雰囲気 店内にはテーブル席とカウンター席があり、1人でも気兼ねなくくつろげるアットホームな雰囲気

レトロで重厚感のある家具が配置された店内は、コーヒーの香りが漂うクラシックな空間。朝はモーニングが楽しめ、バラパンはもちろん、厚みのある自家製フレンチトーストも人気です。

看板メニューの「ふじひろブレンドコーヒー」は、直火式の焙煎機で生豆を炒り、昔ながらのサイフォン式で丁寧に淹れた一杯。風味豊かで苦みや酸味も控えめのため、コーヒーが苦手な人でも飲みやすいのが特徴です。コーヒー豆の挽き売りも行っているので、気に入ったらその場で挽きたてを持ち帰れるのもうれしいポイントです。

ご当地サポーターコメント
バラパン発祥の店は、「ふじひろ珈琲」から車で約8分走った先にある「なんぽうパン」というパン屋さん。こちらではレトロなパッケージに包装された“元祖バラパン”が購入できます。

ふじひろ珈琲
  • http://www.fujihiro-coffee.co.jp/
  • 島根県出雲市渡橋町1223-1 MAP
  • JR出雲市駅から車で約5分
  • JR出雲市駅からバス乗車、「市民会館前」下車徒歩約7分
  • 8:00~19:00
  • 日曜
  • 0853-24-1760
  • あり

「季節のフルーツタルト」が名物。松江屈指の人気パティスリー

「季節のフルーツタルト」490円、「季節のフルーツスムージー」250円。価格は種類によって変動 「季節のフルーツタルト」490円、「季節のフルーツスムージー」250円。価格は種類によって変動

老舗の飲食店や旅館などが立ち並ぶ石畳の観光スポット「京店商店街」の一角にある洋菓子店。松江市内でも指折りの人気を誇るお店で、なかでも常時7~8種類がショーケースに並ぶ「季節のフルーツタルト」は売り切れることも多い看板商品のひとつ。

夏はシャインマスカット、秋は栗などを使用し、口どけの良いクリームとタルト生地がフルーツ本来の味わいを上手に引き立てます。2階には見晴らしの良いカフェスペースがあり、商店街散策の休憩にもピッタリのスポットです。

焼き菓子の詰め合わせはお土産にも最適

カスタードクリームをたっぷり絞った「シュークリーム」や地元産イチジクを使った「タルトフロマージュ」もおすすめ カスタードクリームをたっぷり絞った「シュークリーム」や地元産イチジクを使った「タルトフロマージュ」もおすすめ

フルーツタルトのほか、ビターチョコ使用の「オペラピスターシュ」や、ミルクチョコムースで作る「タナリヴァ」などのチョコレート系も人気。フランス産やイタリア産など複数のチョコレートを仕入れ、ケーキによって使い分けているのも人気の理由です。

また、焼き菓子は20種以上から自由に選んで詰め合わせできるのも魅力。ギフトを求めて観光客も多く訪れるお店です。入り口近くにはジュースバーが設置されており、果汁100%のフルーツドリンクが気軽にテイクアウトできます。

ご当地サポーターコメント
店内にはクロワッサンをはじめとしたパン商品もずらり。小腹がすいたときに立ち寄って、2階のカフェスペースでゆっくり楽しむのもおすすめです。

パティスリー・キュイール
  • http://www.patisserie-cuire.com/
  • 島根県松江市片原町107 MAP
  • JR松江駅から徒歩約19分
  • JR松江駅からバス乗車、「京橋」下車徒歩約2分
  • 10:00~19:00
  • 火曜
  • 0852-28-6446
  • あり

チョコレートパフェが評判。松江城山公園内の洋館カフェ

チョコソースとベリーソースで楽しむ「チョコレートパフェ」902円 チョコソースとベリーソースで楽しむ「チョコレートパフェ」902円

松江城山公園内にある明治建築の洋館「興雲閣(こううんかく)」1階にあるカフェ。国宝松江城を訪れた方に憩いの場として親しまれ、早朝には公園内を散歩した後にモーニング目的で立ち寄る人の姿も見受けられます。

チョコとベリーの2種のソースで楽しむ人気の「チョコレートパフェ」は終日注文可。バニラアイス、しっとりと焼き上げたフォンダンショコラ、さらに生クリームの上にはフランボワーズもトッピングされ、酸味と甘さが絶妙なバランスが楽しめるスイーツです。

気品あるレトロな店内で過ごすカフェタイム

かつて事務員の部屋だったという喫茶室は、窓ガラスや天井は当時のままで、かつての面影が色濃く残る かつて事務員の部屋だったという喫茶室は、窓ガラスや天井は当時のままで、かつての面影が色濃く残る

1903(明治36)年、明治天皇行幸時の御宿所として建てられた2階建ての「興雲閣」。迎賓館であった洋館は撮影スポットとしても人気が高く、喫茶室を訪れたついでに館内をのんびり見学してみるのもおすすめです。

ドリンクはオリジナルの「亀田山ブレンドコーヒー」をはじめ、アイリッシュコーヒーやハーブティーもラインナップ。レジ近くに掲示される「本日のおやつ」には、旬なフルーツを使ったタルトをはじめ多彩なケーキが並び、気品あるレトロな店内で素敵なカフェタイムを過ごせます。

ご当地サポーターコメント
9時~10時30分に注文可能なモーニングでは、注文後にじっくり焼き上げるフレンチトースト、自家製のジャムをのせたトーストなどが楽しめます。

亀田山(かめだやま)喫茶室
  • https://www.instagram.com/kamedayamakissashitsu/
  • 島根県松江市殿町1-59 興雲閣 MAP
  • 一畑電車松江しんじ湖温泉駅より徒歩約14分
  • JR松江駅からバス乗車、「国宝松江城県庁前」下車徒歩約2分
  • 9:00~16:00、土・日曜、祝日9:00~17:00(L.O.16:30)
    *モーニング9:00~10:30、軽食11:00~
  • 無休
  • 0852-61-5001
  • なし

贅沢な抹茶スイーツを味わえる、老舗茶舗が手掛ける和カフェ

抹茶カスタードと小豆をたっぷり包んだ「抹茶クレープ~プレミアム~(セットドリンク付)」980円 抹茶カスタードと小豆をたっぷり包んだ「抹茶クレープ~プレミアム~(セットドリンク付)」980円

松江市に拠点を置く老舗茶舗「千茶荘」がプロデュースする和カフェ。松江に根付く「茶の湯文化」を若年層に広めるべく開かれたお店で、同茶舗の本格茶葉を活かした多彩なスイーツやドリンクが楽しめます。

おすすめは、オリジナルの抹茶パンケーキミックスを使用した生地はもちろん、カスタードとアイスクリームも抹茶味に統一した和風クレープ。生地のモチモチとした食感と、良質な抹茶の風味と甘さを存分に味わえます。

工夫とアイデアが詰まった多彩な和スイーツ

大きな窓から光が差し込む明るく開放的な空間。カウンターもあるので1人でも気軽に立ち寄りやすい 大きな窓から光が差し込む明るく開放的な空間。カウンターもあるので1人でも気軽に立ち寄りやすい

スイーツでは高品質な茶葉を使った「抹茶白玉サンド」と「ほうじ茶白玉サンド」も人気。挽きたて茶葉をふんだんに使用したクリームと白玉がサンドされており、茶葉本来のコクや旨みが手軽に楽しめます。

ドリンクでも茶葉を積極的に使用しており、後味が爽やかな「ほうじ茶スムージー」、石臼挽きの挽きたて抹茶で作る「グリーンティーソーダ」などは、クレープやサンドイッチとの相性も抜群。朝9時からのモーニングタイムには、茶粥のセットなど朝限定メニューがオーダーできます。

ご当地サポーターコメント
毎年夏季に近づくと和のかき氷も登場。ふわふわのミルクかき氷に上質な抹茶を惜しみなくかけた一杯は、まるで抹茶を飲んでいるかのような自然なおいしさが魅力です。

日本茶cafe Scarab(スカラベ)136
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。